注文住宅を考えはじめると、「ZEH(ゼッチ)」という言葉を耳にすることが増えてきます。でも、最初は「何それ?専門用語っぽくて難しそう…」って思いますよね。
今回は、そんなあなたのために、「ZEHってなに?」から、「どんなメリットがあるの?」まで、やさしく解説していきます!
そもそもZEH(ゼッチ)ってなに?
ZEHは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(Net Zero Energy House)」の略です。英語だとなんだか難しそうですが、簡単にいうと…
自分の家で使うエネルギーを、自分の家でつくってまかなえる家 のこと。
つまり、「電気代があまりかからない家」というイメージでOKです!

どうやってそんな家ができるの?
ZEHの家は、次の3つの工夫で「エネルギーをかしこく使って、自分でもつくる」ことをしています。
1. 高断熱でエネルギーを逃がさない!

壁や屋根、窓にしっかり断熱材を使って、夏は外の熱を入れず、冬は中の暖かさを逃しません。
エアコンに頼りすぎなくても快適に過ごせるので、省エネにつながります。
2. 省エネ機器で「使うエネルギー」を減らす!

最新の省エネ機器を使うことで、使う電気自体をグッと減らせます。
古い設備に比べて、ずっと少ないエネルギーで快適さを保てるのが魅力!
3. 太陽光発電で「つくる」!

自宅の屋根に太陽光パネルを設置することで、昼間に電気をつくります。
日中の電気は自分でまかない、余った電気は売ることもできるんです。
【チェック!】ZEHのメリットってこんなにある
ZEHにすることで、具体的にどんな良いことがあるのかも気になりますよね。ここでは代表的なメリットをご紹介!
1. 光熱費がグッと安くなる!
自家発電+省エネで、月々の電気代がかなり下がります。
人によっては「実質ほぼゼロ」というケースも!
2. 夏も冬も快適に過ごせる!
断熱性が高いので、夏の暑さ・冬の寒さを感じにくく、一年中すごしやすい室内環境が実現します。
3. 災害時も安心!
太陽光+蓄電池があると、停電しても最低限の電気が使えるので、防災の面でも安心です。
4. 国から補助金がもらえる!
条件を満たしたZEH住宅には、国から補助金が出ることもあります。
※年度ごとに内容が変わるので、最新情報を確認しましょう!
【注意ポイント】ZEHにするには?
ZEH対応の家を建てるには、次のようなことが必要です。
- 設計段階でしっかりと断熱・設備の計画を立てる
- 太陽光パネルの設置スペースが必要(屋根の形も関係)
- 初期費用は少し高くなることも
ですが、その分「長く住むことでお得になる家」だと言えます!
まとめ:これからの家づくりは「ZEH」がスタンダードかも?
ZEHは、今後の住宅のスタンダードになるとも言われています。
電気代の高騰や、環境問題への関心が高まる中、「ZEHにしておいてよかった」と感じる人も増えています。
もし注文住宅を考えているなら、「ZEHってできますか?」と早めに相談してみるのがおすすめです!
↓こんな人におすすめ!
- 月々の電気代を抑えたい
- 暑さ寒さに強い快適な家にしたい
- 地球にもお財布にもやさしい家に住みたい
- 将来の光熱費の不安をなくしたい
次回のブログでは、「ZEH住宅ってどれくらいの費用?」「補助金ってどのくらい?」といった、具体的なところをもう少し掘り下げていく予定です!